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”炭酸美容家 高橋弘美"


 

炭酸コスメの開発に欠かせない実験とは?

日々炭酸コスメの研究開発を行っているfromCO2研究チーム!研究チームからは次々と新しい試作やらがじゃんじゃん送られてきます。もちろん、私がリクエストしたものもね^^。

私の場合は、まず「成分を見る」ところから始まります。私のベースは薬機法なのでどうしたって「成分」なのですな。fromCO2研究チームは私が処方に求めていることをしっかり把握してくれているのでもちろんその選択はばっちりなのですが、それでもまずは「成分を見る」なのです。

fromco2facialwash

そして、受け取った試作はすぐにためしてみます。顔にも使いますが、まずは腕で試しています。やり方は至ってシンプルです!コットンに試作のコスメをしみ込ませます。そして腕の内側に貼付けて10分ぐらいそのまま放置します。

え?どうしてそんなことするの?と思うかもしれませんが、炭酸コスメの開発にはこの実験は欠かせないのです!
紅潮実験
はい、コットンを乗せるとこんな感じですね(上画像)

そして10分放置した後、コットンを剥がすのです。

すると...

紅潮実験

これ↑コットンをはがした直後の画像。わかるかしら?コットンをおいた下の方はまるーく紅く跡がついております。これが炭酸の血行促進効果なんですよ。炭酸ガスが高濃度に含まれている証拠です。しかし、コットンをおいた上の方はどうでしょうか??どこにコットンをおいたのかわからないぐらい紅くなっておりませんね。残念ながら上の方は血行促進が見られませんでした。

 

化粧品の中身によって炭酸ガスの溶け込む力が変わるのですが、例えばfromCO2の美容液でやるともっと赤くなりますね。なぜなら炭酸ガスと相性の良い成分が入っているからです。こういうことを知ると「炭酸ガスって本当に奥が深い!」って思うんです!もう楽しくて楽しくて仕方がないくらい^^もともと開発の仕事が一番好きだったこともあって、新しい挑戦にはいつも楽しすぎて萌えてしまいます!(笑)


そうそう、炭酸化粧水は基本成分が水分なので割と簡単に炭酸ガスがとけ込みます。炭酸水とか炭酸飲料をイメージできると思います。でも、美容液とかオイルとかクリームに関しては粘度(ねんど)が高いので実はこの中に炭酸ガスを溶かし込むのはとても技術のいる難しことなのです。…ってことは、うちの技術者ってやっぱりすごーい!

1999年からずっと炭酸コスメの研究しているのですが、いつも「できないことは恥だ」と言っています。そのプロ意識私もがんばります!

 

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