炭酸濃度が1000ppm以上でないと炭酸泡は体にまとわりつかないという事実
高濃度炭酸入浴剤、ワタシは職権乱用につき
3日に1度程自宅で使っております
おかげさまで?なのか
お肌つるつる、頭皮のかゆみもなくなりました。
ボディーソープ、シャンプー&コンディショナーを
完全にやめたおかげかも。
長湯温泉にある「らむね温泉」でも、シャンプーやボディーソープは不要とありました。
天然の炭酸泉(人工炭酸泉は除外)には、天然の洗浄、美容成分が含まれている。。。
何て自然にも優しいのん?
うちの入浴剤の場合も、これに準じますので石けん要らずなのです。
そうそう、「高濃度」の定義についてよく聞かれます。
前にも記事にしておりますのですが、
もう一度。
血行促進は、炭酸1000ppm以上から効果が高まると言われています。
炭酸コスメといえども炭酸ガスの濃度の低いものは
血行促進力は低いです。
<重要なのは炭酸ガス濃度!>
炭酸泉のヨーロッパ基準によると、「治療効果を得るために必要な炭酸ガス濃度は1000ppm以上」となっています。下記のデータからも明らかなように、1000ppmでは、血量増加が顕著に現れてます。
※参考データ 炭酸泉療法研究所HPより引用
炭酸濃度依存的に血流量が増加。
水道水温水と濃度別炭酸泉温水の全6種類(水道水、炭酸泉温水100ppm、300ppm、600ppm、800pm、1000ppm)を評価。横軸は入 浴時間。縦軸は100gの組織での1分間の血流増加量で、炭酸泉の濃度に比例して、血流量が増加することが確認されました。なお、温泉法では、炭酸ガス濃 度が250ppm以上を炭酸泉の療養泉と定義しています。
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ウチの会社の強み、
それは炭酸ガス濃度を測定する技術を独自に確立し、
その測定技術が本当に正しい分析であるのかどうかを確認するために、
某分析で有名な会社と分析の技術をシェアしています。
おかげさま?というのかな
他社様より炭酸ガス測定の依頼というお話もいただいております
世の中に炭酸コスメがたくさん出ている中、
血行促進は、1000ppm以上でなければ治癒的効果がないという
ヨーロッパの基準を元に考えるのであれば
1000ppm以上の炭酸ガス濃度を保証したいというのは当然のことですよねん。
長湯温泉で色々と見て来て分かったのは、
「炭酸ガス濃度が1000ppm以上でないと泡がカラダについてこない」
のですよん。
こちら、長湯温泉にあるとある炭酸泉ですが、
待てど暮らせど、泡が付着してきませんでした。
ね、泡つかないです。
泡がつかないからね、肌の血行促進も見られなかった!!
やっぱりね、炭酸泉分析表を見ると、744ppmしかないです。
ね、CO2濃度は1000ppm以下です。
1500ppmあると言われているこちらの炭酸泉の場合、
炭酸ガスの泡があっという間にカラダに付着します。
そして真っ赤になります。
その差歴然ですね。(ここは炭酸ガスが最高で、秘湯です)
さて、炭酸ガスコスメの話。
エアゾール容器の場合、製造において1000ppmを配合するのは簡単ですが、
1000ppmを維持するのは微妙に難しいことがあります。
これは製造上の問題です。
なので中には、3000ppm配合と謳っていても
実際測定すると入ってない製品も残念ですがたくさんあります。
つまり、作ったときに入っていても
お客様がお肌にのせた時に1000ppmがお肌に届かなければ
一番上の炭酸泉の写真のように意味がないですから。
炭酸ガス、むずかしいです。
だってガスは抜けるんです。
小さい分子だからこそ皮膚から血流に入るんだもの。
ちなみに
うちの自慢の炭酸マスクは、エアゾールという魔法の容器なしでも
炭酸ガスを1000ppm以上を維持することができるという
すぐれものの炭酸マスクです。えへへ。
残念ながら、
長湯温泉から作られたというあのSPAマスクの炭酸濃度はかなり低いのです。
実際の数字を出すことはできないのですが
濃度を測定できるというのはやっぱり大事ですなー。
長々とおつきあいありがとうございました。
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